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 途上国のバイオセーフティ分野の能力開発に向け、国際会合を開催

発表日:2009.03.06


  コスタリカのサンホセで2009年3月9~11日、遺伝子組換生物(LMO)のリスク評価に関する能力開発の取り組みを改善するため、経験を共有し、戦略について議論を行う会合が開催され、各国政府や団体から50名以上が参加した。この会合は、バイオセーフティに関するカルタヘナ議定書の効果的な実施のために、能力開発の改善方法について意見交換し、情報や教訓を共有すべく、政策立案者や実施者、研究者、政府、関係団体、ドナー機関からの参加者が集う場として設けられたもので、毎年開催されている。今回は5回目の会合で、参加者は現在の状況や各国のニーズを検討し、国の環境リスク評価能力の強化、放出された後のLMOの監視強化のための方法を探究する。また、参加者には、国の開発計画にバイオセーフティの観点をさらに組み込んでいくための方法について、途上国及び経済移行国を支援する勧告を行うことが期待されている。会合での勧告は、2010年10月に名古屋で開催される同議定書の締約国会合(COP-MOP5)に提出される。

情報源 生物多様性条約(CBD)事務局 プレスリリース(PDF)
国・地域 国際機関
機関 生物多様性条約(CBD)事務局
分野 自然環境
キーワード 途上国 | 生物多様性条約 | CBD | バイオセーフティ | コスタリカ | 遺伝子組換 | カルタヘナ議定書 | 環境リスク
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