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 海洋・気候イニシアティブ同盟、初会議をフランスで開催

発表日:2017.02.22


  フランス環境・エネルギー・海洋省(MEEM)は、「海洋・気候イニシアティブ同盟」の初の会議が2017年2月22日、開催されたと発表した。この同盟は、気候変動と海洋の間に密接な関係があることから、パリ協定の実施のために、海洋の諸問題に関わる様々なイニシアティブ間の連携が必要と考えた科学者やNGOによって、気候変動枠組条約COP22開催中の2016年11月、発足した。同盟には、フランスとユネスコ政府間海洋学委員会(UNESCO-IOC)の支援の下、海洋酸性化、海洋生態系のレジリエンス、低炭素海上輸送、小島嶼国などに関わる18のイニシアティブが挙げられている。今回の会議では、これらのイニシアティブがそれぞれの活動を報告した。たとえば、国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)は同盟の行動計画の目標に沿って、フランスとマダガスカルが中心となって礁やマングローブ、藻場の保護、マイクロプラスチックの抑制などへの参加国・機関を拡大していくという。会議では同盟の2017年の行程表や今後の活動目標なども示された。

情報源 フランス環境・エネルギー・海洋省(MEEM) プレスリリース 海洋・気候プラットフォーム
国・地域 フランス
機関 フランス環境・エネルギー・海洋省(MEEM)
分野 地球環境 自然環境
キーワード 気候変動 | 海洋 | 気候 | 海洋酸性化 | 海上輸送 | 海洋生態系 | 島嶼 | パリ協定 | フランス環境・エネルギー・海洋省 | MEEM
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