世界気象機関、砂塵嵐の予報と早期警報の改善を加速

発表日:2017.03.14

世界気象機関(WMO)は、砂塵嵐の予報と早期警報を改善する取り組みを促進すると発表した。砂塵嵐は北アフリカ、アラビア半島、中央アジア、中国などの乾燥・半乾燥地帯の環境や人の健康、経済にますます影響を与えており、土地の劣化や砂漠化、気候変動がこの問題をさらに悪化させている。観測の改善やモデリングなどにより、意思決定に役立つ信頼できる早期警報の提供が可能になった一方で、警報を最も必要とする人々に確実に届けるという課題がある。WMO砂塵嵐警戒評価システム(SDS-WAS)は、各国の能力を高め、末端利用者に砂塵観測や浮遊粉塵に関する予報や情報を少なくとも3日前に提供することを目標としているが、脆弱で隔離された地域にとって、予報を効果的で適時の警報に変換することは今なお困難であり、国や地方機関の設備、インフラ、訓練が必要である。また今後、拡大を続ける砂塵嵐の課題への取り組みには、関係省庁間の高度な協力、そして大胆な国際的な能力開発プログラムが求められるという。

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