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 アメリカ環境保護庁、ディーゼル排出削減プログラムで新たに1100万ドルを拠出

発表日:2017.04.19


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、全米のディーゼル車をよりクリーンで高効率なディーゼルエンジン車に改良・交換するため、ディーゼル排出削減プログラム(DERA)の下で総額1100万ドル以上を拠出すると発表した。ディーゼルエンジンは、アメリカ国内の大半の貨物輸送(主要路の貨物輸送トラック、機関車、商用船舶等)の動力源。DERAは最も費用効率の高い連邦プログラムの1つとされ、その健康上・経済上の利益は拠出金1ドルにつき平均13ドル以上という。EPAは、ディーゼルエンジンからの排ガスおよび排ガスへの曝露を大幅に削減するプロジェクト案を全米で募り、大気質の劣る地域からの申請を特に奨励する。さらに、地域社会を巻き込んだプロジェクト、活動期間終了後も排出削減の取組を継続する能力があることを示せるプロジェクトが優先され、20~80件への助成が見込まれている。申請資格があるのは州、地方、部族等の機関と輸送・大気質の管轄港湾局等で、EPAの地方事務所が受け付ける。DERAは2008年の開始以来、約690件に助成を行った。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 大気環境 環境総合
キーワード ディーゼル車 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 排出削減 | ディーゼルエンジン | 排ガス | 大気質
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