海外ニュース


 欧州環境庁、2016年に新車の燃費改善は鈍化と報告

発表日:2017.04.20


  欧州環境庁(EEA)は加盟国の暫定データを公表し、2016年にEUで販売された新車の平均CO2排出量は118.1g/kmで前年比1.4g/km(1.2%)減となり、年間の減少幅としては2006年以降で最低だったと報告した。2015年までの目標(130g/km)をはるかに下回っているが、2021年目標(95g/km)を達成するには今後5年間で年間の改善を大幅に強化する必要があるという。そのほか、今回のデータでは、1)EU全体の新車登録台数は1470万台(前年比約7%増)で、チェコ等3か国を除く全加盟国で増加、2)新車登録台数に占めるディーゼル車の割合は減少しているが依然として最大(49.4%)、次いでガソリン車(47%)、代替燃料車は3.3%、3)電気自動車の新車登録台数は増加傾向だが初期に比べてペースが著しく鈍化、4)電気自動車とプラグインハイブリッド車の割合は依然として最少(1.1%)、5)新車の平均重量は前年より微増、6)平均CO2排出量はオランダを除く全加盟国で減少、等が示された。

情報源 欧州環境庁(EEA) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州環境庁(EEA)
分野 地球環境 大気環境
キーワード 燃費 | 電気自動車 | 自動車 | プラグインハイブリッド車 | CO2排出量 | ディーゼル車 | 欧州環境庁 | EEA | ガソリン車
関連ニュース

関連する環境技術