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 欧州委員会、再生可能エネルギーを17ギガワット以上発電する計画へのフランスの国家補助を承認

発表日:2017.05.05


  欧州委員会は、EU国家補助規則のもと、フランスの再生可能エネルギー開発を支援する3つの枠組を承認した。これらの枠組は、合わせて17ギガワット以上の再生可能エネルギー発電を可能にするとされ、再生可能エネルギーの比率を2020年までに23%にするというフランスの目標達成を支援する。3つのうち第1の陸上風力発電枠組は、風力タービン6基未満の小規模陸上風力発電事業者に対し市場価格への割増金を付けることで、今後10年間に15ギガワットの発電容量を追加する(暫定予算として年10億ユーロ)。第2の太陽光発電枠組は、20年間の固定価格買取制度を設け、建物への小規模な太陽光発電設備の導入を支援する(同1億9000万ユーロ)。フランスはこの枠組によって太陽光発電を2.1ギガワット開発できると見込んでいる。第3の下水ガス発電枠組は、500キロワット以上の設備には20年間にわたり市場価格への割増金を付け、500キロワット未満の設備には20年間にわたり固定価格買取制度を設ける(同5800万ユーロ)。

情報源 欧州委員会(EC) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州委員会(EC)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 風力発電 | 再生可能エネルギー | 太陽光発電 | フランス | 下水道 | 欧州委員会 | EC | 固定価格買取
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