気候専門家ら、ボン会議で地域規模の気候観測の改善が必要と指摘

発表日:2017.05.12

ボンで開催中の国連気候変動会議専門家会合で、専門家らは地球規模の気候変動の影響が加速するなか、より正確な予測とモデリングによって各地域の気候変動への回復力を強化できるよう、地域規模の気候観測を改善する必要があると指摘した。地球規模の平均気温は様々な形で各地に影響を及ぼしているため、このことは極めて重要であるという。会合では、北極地域の温暖化が他の倍のペースで進んでいることや、アフリカの一部地域で乾燥が深刻化していること等が報告された。一方、アフリカでは一部の地域で今世紀末までに降水量が8~14%減少し、その他の地域では増加するとの予測も指摘され、国や国際社会は将来の変化を把握し準備する能力を育成することが不可欠だという。また、地域の気候予測は非常に差が大きく、地域の危険シナリオに応じて適応・災害リスク政策を更新する必要もある。会合の参加者らは、引き続き地球規模の協力関係を通じて地域活動を展開するとともに、地域の気候モデリングの方法や応用を改善・調整することで合意した。

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