ドイツ連邦環境庁、「環境データ2017」を公表

発表日:2017.06.02

世界環境デーの6月5日、ドイツ連邦環境庁(UBA)は国内の環境の状態を各種の環境指標で包括的に示した「環境データ2017」を公表する。UBA長官は総括して、石炭の段階的廃止や再生可能エネルギーの促進、エネルギーや輸送の改革など、気候保護のためにドイツはさらに積極的な行動をとる必要があるとしている。UBAによると、温室効果ガス排出量は1990~2016年に約28%削減されたが、2020年までに40%削減するという国家目標には到達しない見通しである。特に輸送部門は、1990年以降排出量が減らない唯一の部門で、最新のデータでは1990年の値を若干上回った。輸送部門はまた、都市部の窒素酸化物汚染の原因でもある。水環境に関しては、水域の生態学的状態の評価が低い。2015年では、EU水枠組み指令の基準で「良い」「非常に良い」を満たしたのは、ドイツの湖のうち26%、河川の7%で、北海・バルト海沿岸水域では一つもなかった。地下水では測定地点のうち18%で硝酸塩の値を超えていた。これは主に窒素肥料が原因だという。

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