国際エネルギー機関、トラックの燃費改善がエネルギーと環境への影響を軽減すると報告

発表日:2017.07.03

国際エネルギー機関(IEA)は、道路貨物輸送の効率化が石油需要、炭素排出、大気汚染の増加抑制に欠かせないとする報告書を発表した。トラック輸送は、輸送燃料消費やCO2・大気汚染物質排出の増加の主要因であり、今後も特にアジアの経済成長により増加が予想されるが、乗用車に比べ政策で重視されておらず、大型トラックの燃費基準を設けているのは4か国に過ぎない。トラックは現在、世界の石油需要の約5分の1(1日約1700万バレル)を占め、対策を講じない場合、2050年には1日当たり500万バレル増加するという。報告書では、改善分野として、1)効率化に向けた物流管理とシステム運用(GPSを利用したルートの最適化、サプライチェーン全体の情報交換による積載量の調整等)、2)車両の燃費改善(空気抵抗を減らす部品、アイドリング停止技術等)、3)代替燃料(天然ガス、バイオ燃料、電気等)の使用、の3つを提示。対策の多くは、燃費基準の引き上げやデータの有効活用、代替燃料の研究開発支援等の政策強化で容易に実現できるという。

情報源 国際エネルギー機関(IEA) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国際エネルギー機関(IEA)
分野 地球環境
大気環境
キーワード 燃費/大気汚染/エネルギー/トラック/国際エネルギー機関/IEA/物流/環境影響/炭素排出
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