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 EU、2009年発明家賞の受賞者を発表

発表日:2009.04.28


  欧州特許庁(EPO)と欧州委員会は、2009年4月28日、2009年欧州発明家賞の授賞式をチェコのプラハで開催した。受賞者は4名で、「環境」と「健康」という市民の2大関心分野の功労者が選ばれた。同賞には、生涯功労部門、産業部門、中小企業・研究部門、欧州域外部門という4つの部門が設けられている。今回、環境関連では、生涯功労部門で、ソーラーエネルギーを実用化し、化石燃料に代わるエネルギーとするのに貢献したアドルフ・ゲッツベルガー氏(ドイツ)、また、中小企業・研究部門で、低価格でエネルギー効率の高い暖房システムを可能にする、シンプルな設計の熱交換器を発明したジョセフ・ルメール氏(フランス)が受賞者に選ばれた。なお、欧州発明家賞は、欧州の技術の進歩と欧州経済の強化に大いに貢献した発明家や発明を称えるもので、EPOと欧州委員会によって2006年に始められた。EPOから、2004年1月1日以前に特許を取得した、商業的に成功した発明が対象で、国際色豊かな審査委員会が審査を行っている。

情報源 欧州委員会 プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州委員会
分野 地球環境
キーワード 健康 | ソーラー | 欧州委員会 | 欧州特許庁 | 発明家賞 | 環境 | EU | エネルギー効率化
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