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 ドイツ、トロリートラックの初の公道走行試験をバーデン・ビュッテンベルク州で開始

発表日:2017.09.11


  ドイツ連邦環境省(BMUB)は、架線からの電気で走るトロリートラックの走行試験を、バーデン・ヴュルテンブルク州(BW)で2019年末までに開始すると発表した。この試験では、同州のゲルンスバッハ・オーバースロートとクッペンハイム間の国道462に両方向6kmの試験区間を設置する。この区間では現在、3つの製紙工場とロジスティックセンターの間を年間50万トン以上の紙と段ボールが輸送されており、ディーゼルトラックが一日あたり64往復しているという。今回の走行試験は、集落を通る国道では初めてで、トロリートラックが架線を利用して年間25万kmを走行することになる。ディーゼル車を電気自動車に置き換えることで、温室効果ガスと大気汚染物質の排出削減とともに、騒音の低減も可能となる。BMUBはすでに2017年初めから、ヘッセン州とシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州内で同様の試験に資金を拠出している。それぞれ区間ごとの特徴があり、今回1区間増えることで、得られる経験値が増えるという。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMUB) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMUB)
分野 地球環境 大気環境
キーワード 電気自動車 | 温室効果ガス | 走行試験 | 騒音 | ドイツ連邦環境省 | 大気汚染物質 | BMUB | トロリートラック
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