国連環境計画、汚染のない地球へ向けた道筋を提示

発表日:2017.09.28

国連環境計画(UNEP)は、世界が汚染のない健全で持続可能な生活に移行するための方法を紹介した報告書を公表した。政府、企業、自治体、市民団体、個人などに汚染の防止・削減のための行動を呼びかけるもので、2017年12月の国連環境総会を前に、水俣条約第1回締約国会議で公表された。UNEPのエリック・ソルハイム事務局長は、汚染は野生生物や人間を苦しめる普遍的な課題だとし、世界中の政府などの主体に対策行動をとるよう求めた。報告書は、1)汚染は制御や回避が可能で、多数国間協定ができれば優先課題に浮上する、2)環境管理の強化が必要、3)持続可能な消費と生産を奨励し、廃棄物の削減と管理を実施しなければならない、4)汚染の少ない生産と消費への投資が有効、5)生態系に配慮した技術的な解決策の開発には複数の関係者の連携と共同作業が不可欠、と指摘する。また、電気自動車への移行、廃水の流出を減らすための廃水処理、毒性化学物質の安全な代替品の利用促進など、汚染対策として実行可能な50の行動も提案し、各主体の自発的な行動を促している。

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