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 フィンランド農林省、ブルー・バイオエコノミーに関する研究推進へ

発表日:2017.10.13


  フィンランド農林省は、水生自然資源の持続可能な利用(ブルー・バイオエコノミー)に関する研究や専門性の優先分野を定める予備作業を起ち上げた。同国は豊かな魚類資源、淡水、地下水資源を有しており、清浄さや生態学的持続可能性と組み合わせることで革新的な事業活動が可能になるという。予備作業では、この分野で将来必要になる専門性を特定し、十分な知識基盤を確保する方法を探る。2017年11月~2018年3月に企業等へのインタビューやワークショップ、オンライン調査などを通じて様々な利害関係者の意見を集める。共同で目標を設定することで、資源が限られた中でも効果的な研究開発活動ができるという。2018年5月にはブルー・バイオエコノミーとクリーン・ソリューションに関する大臣ワーキンググループに提案が提出される見込み。農林省は、食糧生産の収益性、貿易収支、ブルー・バイオエコノミー強化を図るプロジェクトの目標や2025年ブルー・バイオエコノミー国家開発計画に、この作業が貢献するとしている。

情報源 フィンランド農林省 プレスリリース
国・地域 フィンランド
機関 フィンランド農林省
分野 水・土壌環境
キーワード 地下水 | 持続可能 | 水生生物 | 淡水 | 魚類 | 自然資源 | フィンランド農林省 | ブルー・バイオエコノミー
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