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 ドイツ、COP23をEMAS制度に基づき環境配慮型会議に

発表日:2017.11.08


  ドイツ政府は、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第23回締約国会議(COP23)を環境に配慮した会議にするため、環境管理・監視スキーム(EMAS)に基づいて行動計画の作成、実施、検証、分析を行い、環境への悪影響を可能な限り低減してEMAS認証を目指す。会場では建物、会議文書、食事、交通手段など、環境への負荷を抑えるために様々な配慮がなされる。再利用可能なものを極力使用し、再利用できないものはリサイクルして廃棄物の発生を極力防ぐ。クリーンエネルギーの使用や省エネにも取り組む。たとえば移動手段は電気自動車や自転車を活用、室内の温度は平均21℃に設定して、使用される電力の8割を再生可能エネルギーによって供給する。会議参加者の移動でやむをえず排出されるCO2排出は、排出削減証明書によってオフセットするという。COP23期間中に環境検証人による検証が行われ、EMAS証書は現地における評価終了後の会議最終日に連邦環境省とUNFCCCに渡される予定である。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMUB) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMUB)
分野 地球環境 環境総合
キーワード カーボンオフセット | 気候変動枠組条約 | ドイツ連邦環境省 | UNFCCC | 認証 | 環境管理 | 環境配慮型 | BMUB | COP23
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