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 G8エネルギー大臣会合、国際省エネルギー協力パートナーシップを設立

発表日:2009.05.24


  アメリカエネルギー省(DOE)のチュー長官は、2009年5月24日・25日、イタリア・ローマで開催されたG8エネルギー大臣会合に出席し、他の大臣とともに、国際省エネルギー協力パートナーシップ(IPEEC)の設立を発表した。IPEECは2008年のG8エネルギー大臣会合で提案され、今回、G8諸国、ブラジルや中国、インド等の主要新興国が設立文書に署名した。IPEEC事務局はフランス・パリの国際エネルギー機関(IEA)内に置かれる。省エネやエネルギー効率化は、エネルギー安全保障・気候変動・経済成長対策として、最も迅速で、環境にやさしく、費用対効果の高い方法の一つ。IPEECはこの分野の協力を促し、エネルギー効率化や省エネ技術の市場での導入を奨励する様々な行動を促すハイレベルなフォーラムとなる。アメリカでは建物のエネルギー消費量が他の部門と比べて多く、チュー長官はエネルギー効率の高い建物の設計を支援するようDOEの研究者に指示してきたが、今後、IPEECと協力してさらに研究を進めたいとしている。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境
キーワード 省エネルギー | アメリカエネルギー省 | DOE | G8 | 国際エネルギー機関 | IEA | 国際省エネルギー協力パートナーシップ | IPEEC
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