イギリス、象牙取引を禁止する法案を提出へ

発表日:2018.04.03

イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)は、政府が2017年10月に実施した意見公募の結果に基づき象牙取引を全面的に禁止する法案を提出すると報じた。意見は7万件以上寄せられ、その88%は禁止を支持した。法案は議会可決を経て実施される。Defraによると、今回の禁止措置は生産年代を限定せず、あらゆる象牙を対象とする。適用除外は、象牙含有量が10%未満で製造が1947年以前の製品、含有量が20%未満で製造が1975年以前の楽器、最低100年は経過し権威ある機関が希少で重要と評価したもの、象牙薄片上の細密肖像画、博物館間又は博物館への販売等厳密に定義され、同様の米国や中国の禁止法よりさらに厳重なものとなっている。違反は最高で無制限の罰金又は禁固5年の刑に処せられる。イギリスは、アフリカのパークレンジャーに対する密輸ルート遮断法の教育や国境隊のもつ密輸象牙摘発技術の普及等密輸防止に努めており、2018年10月には第4回野生動植物違法取引に関する国際会議を主催する。

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