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 イギリス気象庁、イギリスの2018年5月の気温は過去最高と速報

発表日:2018.06.01


  イギリス気象庁(MetOffice)は、2018年5月と春季3カ月(3~5月)の気象に関する暫定データを発表し、5月の平均日間最高気温は17.0℃となり、1992年5月の16.9℃を抜いて、記録の残る1910年以降の5月で最高だったと報告した。2018年5月は日照時間が245.3時間(1981年~2010年の長期平均比で132%)を記録し、ウエストモーランドなど長期平均比で150%以上だった観測地点もあった。1929年以降で最も日照時間の長い5月となり、それが日間気温を押し上げる要因となった。平均気温は11.9℃となり、長期平均を1.5℃上回った。降雨量は45.1mmで、5月の平均降雨量の64%にとどまった。2018年春季3カ月でみると、シベリアからの冷たい東風が吹いた期間が長かった一方、4月には時季外れの暑い日もあり、気温の変動が大きい3カ月となったが、平均気温は8.1℃で長期平均比+0.3℃だった。降雪量も含むこの期間の降雨量は約236mmでほぼ平年並み、日照時間は463時間で概ね平年並みであったが、地域による差があり、スコットランドでは平年より日照時間が長く降雨量が少ない傾向があった。

情報源 イギリス気象庁(MetOffice) プレスリリース
国・地域 イギリス
機関 イギリス気象庁(MetOffice)
分野 地球環境
キーワード イギリス気象庁 | 日照時間 | MetOffice | 降雪量 | 降雨量 | 日間最高気温 | 平均降雨量
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