欧州環境庁、ヨーロッパの浜辺で最も多いごみは煙草の吸殻と報告

発表日:2018.06.08

欧州環境庁(EEA)は、ヨーロッパの海洋ごみに関する新データを公表した。2014年から2017年の間に、バルト海、黒海、地中海、北東大西洋の海浜で市民ボランティアが実施した延べ1627回の海浜清掃活動で総数70万個近くのごみが回収され、そのうち突出して多かったものは、素材では使い捨てプラスチック製品だった。品目別では煙草の吸殻が最も多く18%を占めた。上位10品目は吸殻のほか、プラスチックやポリスチレンの破片、ガラスや陶器の破片、プラスチック製コップとふた、綿棒の軸、レジ袋、ポテトチップの袋、ひもやコード、飲料のペットボトルで、ごみの60%を占めた。回収は、市民による調査研究活動であるシチズンサイエンス(市民科学)の一つでEEAが推進する「海洋ごみウォッチ」が取り組んだ。データは公的な調査結果と整合しており、市民による活動が公的なデータを補完し、課題解決の一助になることを示した。EEAが海洋ごみの回収・監視活動への市民参加の促進とデータ収集を目的として開発した「海洋ごみウォッチモバイルアプリ」が活用された。

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