海外ニュース


 アメリカ環境保護庁、スーパーファンド・プログラムの改善で大きく前進と報告

発表日:2018.07.24


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、国内の有害廃棄物に汚染された地区を調査し浄化するスーパーファンド・プログラムの改善で大きく前進したと報告した。EPAはスーパーファンド・プログラムの合理化と改善のための提言をまとめるため2017年5月にスーパーファンド・タスクフォースを組織化し、同年7月に報告書を公表した。これには、5つの目標(浄化と修復の促進、責任のある当事者による浄化と再利用の活性化、民間投資の奨励、再開発と地域再活性化の促進、パートナーと利害関係者の参加)とそれに対応する42項目の提言が含まれている。EPAは過去1年間に、緊急の重点的対応が必要な地区をまとめたリストを公表して取組を加速する、汚染への曝露状況をリアルタイムで示すダッシュボードを開設するなど、この提言を実施してきた。今後1年間には、各地区の浄化状況を評価する管理ツールの使用や適応的管理の広範な導入を進め、2019年9月までに全提言の実施を完了することを計画している。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 健康・化学物質
キーワード アメリカ環境保護庁 | 汚染 | 有害廃棄物 | スーパーファンド・プログラム | スーパーファンド・タスクフォース
関連ニュース

関連する環境技術