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 ラテンアメリカ・カリブ諸国、ウルグアイで気候週間を開催

発表日:2018.08.21


  国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、2018年8月21~23日にウルグアイのモンテビデオでラテンアメリカ・カリブ地域気候週間が開催されていることを報じた。同地域は、大西洋と太平洋という2つの海洋に挟まれており、極端気象や熱帯暴風雨、ハリケーンの影響を特に受けやすい。同地域では、コスタリカの炭素中立の取組、チリの低燃費車両に対する炭素税、メキシコの気候変動基本法など意欲的な気候行動が進められており、その他多数の取組が気候週間で紹介されるという。2018年7月10~13日にはシンガポールでアジア太平洋気候週間が開催された。これら2つの地域気候週間は、今後カリフォルニア州で開催されるグローバル気候行動サミットやニューヨークの気候週間に向け、世界の気候行動の弾みをつけるものとなる。ウルグアイのエネイダ・デ・レオン住宅土地整備環境大臣は、「ウルグアイおよびラテンアメリカ・カリブ地域にとって気候変動への対処は政治的優先事項。気候週間がパリ協定実施の強化につながることを願う」とした。

情報源 国連気候変動枠組条約(UNFCCC) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)
分野 環境総合
キーワード 炭素税 | 国連気候変動枠組条約 | パリ協定 | 炭素中立 | ラテンアメリカ・カリブ地域気候週間 | 気候変動基本法
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