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 アフリカ森林景観回復イニシアティブ、目標を上回る1億1100万ヘクタールの土地回復を約束

発表日:2018.10.01


  世界資源研究所(WRI)は、アフリカ大陸27ヶ国が、アフリカ森林景観回復イニシアティブ(AFR100)とボン・チャレンジの参加国として合計1億1100万ヘクタールの劣化した土地を回復すると約束したと報じた。アフリカ連合(AU)の下で2015年に発足したAFR100は、2030年までに1億ヘクタール、ボン・チャレンジは、2030年までに世界で3億5000万ヘクタールの回復を目指す。今回の発表はAFR100の目標を上回り、ボン・チャレンジの下で56の国・地域、団体等が現在約束している約1億7000万ヘクタールの半分以上を占める。2018年8月にナイロビで開催された第3回AFR100参加国会合において、AFR100が森林の再生に果たす大きな役割が確認された。森林の再生は、気候変動回復力の向上、砂漠化の防止、生物多様性の保全、SDGsの達成のため、さらに食料、水、エネルギー資源確保のための重要な手段と認識されている。森林再生のための1ドルの投資は、27~35ドルの利益を生むという。

情報源 世界資源研究所(WRI) プレスリリース ボン・チャレンジ
国・地域 アメリカ
機関 世界資源研究所(WRI)
分野 地球環境 自然環境 水・土壌環境
キーワード 生物多様性 | 砂漠化 | 気候変動 | 世界資源研究所 | アフリカ | SDGs | ボン・チャレンジ | アフリカ森林景観回復イニシアティブ | AFR100
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