欧州委員会、持続可能な欧州へ向けたバイオエコノミー新戦略を公表

発表日:2018.10.11

欧州委員会は、持続可能で循環型のバイオエコノミーを確立するための戦略を公表した。農林水産業、バイオエネルギーやバイオ製品など、生物資源を利用するバイオエコノミー部門は欧州で年間約2兆ユーロの利益と約1800万人の雇用を生んでいる。新戦略では、生物資源や生態系の有限性を認識し、藻類を利用した燃料、プラスチックの再利用、廃棄物を用いた家具や衣料、産業副産物を用いた肥料などの活用を進める。これにより、2030年までに100万人分の環境に優しい雇用を創出できる可能性があるという。欧州委員会は、当局と産業の連携した取組を推進するため2019年に14の具体的措置を開始する。内容は、1)1億ユーロの投資プラットフォームに基づくバイオ部門の拡大と強化、2)欧州全域でのバイオエコノミーの早急な導入(特にバイオマスや廃棄物が十分に活用されていない中部と東部)、3)生態系の保護およびバイオエコノミーの生態学的限界の認識、などが挙げられている。

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