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 アメリカエネルギー省、28基の風力発電事業に1400万ドルを支援

発表日:2009.07.16


  アメリカエネルギー省(DOE)のチュー長官は、28基の新規風力発電事業に1380万ドルを支援することを発表した。タービンの研究、試験、系統分析、設計、評価などの課題への対応を支援するもので、今回は、耐久性の高い最新の風力タービンブレードの開発に取り組むアルファスター社、風力タービン製造工程のモニタリングに取り組むGE社などが助成を受ける。また、DOEは2008年風力技術市場レポートも公表。米国の風力発電容量の毎年の増加量が4年連続で世界一となり、風力発電総容量でもドイツを越え世界一となったことが分かった。2008年、新設の発電容量のうち42%は風力発電によるものだったという。この他、報告書では、国内総電力需要の1.9%を風力発電が供給していること、国産の風力タービンの割合が、2005年の30%以下から2008年には約50%となったこと、風力発電事業に国内で160億ドルが投じられ、2008年には年間約8400人分の雇用が創出されたことも示されている。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境
キーワード 風力発電 | 再生可能エネルギー | アメリカエネルギー省 | DOE | タービン | ブレード
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