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 生態系喪失に関する初めての国際委員会が発足

発表日:2009.07.16


  世界の生態系が劇的に失われつつある問題について、地球規模の国際委員会が初めて設立される。この国際委員会には、中国、インド、イギリス、ブラジル、カメルーン、南アフリカ、フランス、ガーナ及びインドネシアから、国会議員、国議会の委員会の委員長などハイレベルの立法担当者らが参加する予定。ケニアのナイロビで、2009年7月18日及び19日に初めての会合が開催され、各国の立法担当者らは、生物多様性を食い止める各国の取組みが上手くいっていない現状について話し合う。また、政治家とともに、経済学者、自然科学者も加わり、地球温暖化問題と比べると、生物多様性の喪失問題への各国政府の対応は、あまりに遅いとして警鐘を鳴らす予定である。さらに、海洋保護区の地球規模のネットワークの創設、違法伐採木材に対する一貫性のある取引規制、森林を保護した場合の補償金メカニズムの確立といった取組みについても検討を行う予定である。(※掲載時点において、本会議は開催済。)

情報源 国連環境計画(UNEP) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 生態系 | 森林 | 国連環境計画 | UNEP | 海洋保護区 | 国際委員会 | ナイロビ | 違法伐採
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