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 中国科学院、「一帯一路」国際科学組織連合の環境・グリーン開発部会を開催

発表日:2018.11.08


  中国科学院(CAS)は、2018年11月4~5日に北京で「一帯一路(アジア、欧州、アフリカをつなぐ中国の新経済圏構想)」国際科学組織連合(ANSO)環境およびグリーン開発部会が開催されたことを報じた。21か国から156人以上の科学者が参加し、「第三の極」と呼ばれるチベット高原に気候変動が及ぼす影響、人間活動の影響による生態系の変化、対処戦略などに関する23件の発表が行われた。参加者は、全関係者にとって良い結果を生むため、多様な規模、部門、分野にまたがる研究を進め、科学、政策、社会の対話の仕組みを作り、環境および社会経済的評価を通じて地域の開発の程度に応じた戦略を策定する必要があると指摘した。また、シームレスな予測のためのモニタリングとモデルの構築、ビッグデータの収集と管理を促進し、自然の作用を利用した解決策、リスク評価、災害警戒システムの構築に取り組むことに合意した。本部会はCASが立ち上げたグリーンシルクロードのための汎第三極環境研究(Pan-TPE)プログラムの後援を受けた。

情報源 中国科学院(CAS) プレスリリース
国・地域 中国
機関 中国科学院(CAS)
分野 環境総合
キーワード 気候変動 | 中国科学院 | ビッグデータ | 一帯一路 | 国際科学組織連合 | 第三の極 | チベット高原 | グリーンシルクロード | 汎第三極環境研究
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