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 ドイツ、昆虫保護行動計画案に関する「オンライン対話」に記録的多数が参加

発表日:2018.11.09


  ドイツ連邦環境省(BMU)は、2018年10月に公表した「昆虫保護行動計画」施策案に関する「オンライン対話」を10月10日から11月8日まで4週間にわたり実施した。施策案には昆虫生息地の多様性向上や修復・ネットワーク化、農薬使用の削減、土壌や水域への栄養素・汚染物質の流入削減、光害削減、研究や資金調達の改善、社会参加促進などについて具体策がまとめられている。オンライン対話では、これらの施策案についておよそ2万7000件の評価、1000件の意見、320件の新たな提案が集められた。さらにBMUは青年層を対話に巻き込むため、11月6、7日の2日間にシュミレーションゲームを実施した。ゲームでは無作為に選ばれた16歳から25歳までの25人の青年がBMU職員の役割を演じ、昆虫保護を進めるための独自の策を提案した。オンライン対話とシュミレーションゲームの成果は現在分析されており、「昆虫保護行動計画」案の中に取り入れられる。最終案は連邦政府内で調整され、2019年の初夏に連邦内閣で承認される予定である。

情報源 ドイツ連邦環境省 プレスリリース 行動計画施策案
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省
分野 自然環境
キーワード ドイツ連邦環境省 | 汚染物質 | 昆虫保護行動計画 | 農薬使用 | オンライン対話 | 多様性向上 | ネットワーク化 | 光害削減 | 資金調達改善 | 社会参加促進
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