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 気候変動に関する政府間パネル、2つの特別報告書二次ドラフトの専門家・政府レビューの登録を開始

発表日:2018.11.09


  気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、「海洋・雪氷圏特別報告書(SROCC)」及び「土地関係特別報告書(SRCCL)」の二次ドラフトに対する専門家と各国政府によるレビューの登録を開始する。レビュー期間は共に2018年11月中旬~2019年1月中旬で、登録はそれぞれ期限の1週間前までとなっている。このレビュー結果を基に最終ドラフトや政策決定者向け要約(SPM)が作成され、さらに各国による承認を経て報告書の承認・公表となる。SROCCの内容は、海洋や沿岸、極地、山地の生態系とこれらに依存している人間社会が受ける気候変動の影響等に関する最新の科学的知見、気候変動に対する生態系の脆弱性と適応力についての分析などであり、気候変動に強い開発を実現するための選択肢も盛り込まれる(2019年9月公表予定)。一方のSRCCLは、砂漠化、土地劣化、食料安全保障、持続可能な土地管理と気候変動との関係や、陸域における気候変動への適応と緩和に関連する機会とリスクを扱っている(2019年8月公表予定)。

情報源 気候変動に関する政府間パネル(IPCC) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)
分野 地球環境
キーワード 砂漠化 | 気候変動 | 持続可能 | 食料安全保障 | 土地劣化 | 土地関係特別報告書 | 海洋・雪氷圏特別報告書 | 気候変動に関する政府間パネル | 政策決定者向け要約 | 土地管理
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