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 アメリカ環境保護庁、リサイクル促進のためリサイクルサミットを開催

発表日:2018.11.15


  アメリカ環境保護庁(EPA)はアメリカ・リサイクル・デーの2018年11月15日、初のリサイクルサミットを開催した。このサミットには様々な産業、政府、NGO等の代表が参加し、国内のリサイクル産業・市場を拡大する機会について協議した。参加者らはリサイクルシステムの向上に向けて協力する誓約に署名し、今後一年間に重点を置いて改善・開発する行動分野を、1)教育・啓発、2)資材管理インフラの強化、3)二次原料市場の拡大、4)測定の改善、の4つとした。また、EPAは同サミットで、水銀排出削減を目指す全米自動車用水銀スイッチ回収プログラム(NVMSRP)への参加を2021年まで延長する新たな覚書に署名した。同プログラムの下、これまでに680万個超の水銀スイッチが回収され、大気中への水銀排出は7.6トン削減されている。アメリカのリサイクル率は1960年の7%未満から2015年には35%まで向上した。EPAの調査によると、リサイクル素材1万トンにつき、約16の雇用、76万ドルの賃金が生み出されたという。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード アメリカ環境保護庁 | リサイクル率 | リサイクルシステム | リサイクル産業 | アメリカ・リサイクル・デー | リサイクルサミット | リサイクル市場 | リサイクル素材
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