カナダ環境・気候変動省、2017年のブリティッシュコロンビア州における森林火災は人為起源の気候変動が原因と分析

発表日:2019.01.08

カナダ環境・気候変動省は、ブリティッシュコロンビア州における2017年の記録的な森林火災は人為起源の気候変動が主因とする研究を発表した。人為起源の気候変動は、同州の2017年の森林火災シーズンの気温が極端な高温となる可能性を20倍高めたという。気温の極端現象に乾燥状態が複合し、森林火災の発火と延焼の可能性を高める。同州では、2017年の森林火災シーズン中に6万5000人が自宅から避難させられ、何百万人もの人々が有害な煙の充満した空気にさらされた。2017年中の焼失面積は120万ヘクタールであった。この面積は過去最大で、人間活動の気候への影響がなかったと仮定した場合の7~11倍に相当するという。2018年には、2017年の焼失面積をさらに上回るとみられる。カナダ環境・気候変動省の科学者は、気候変動対策が行われなければ、極端な森林火災シーズンの到来の可能性は今後一層高まり、森林管理だけではなく健康と社会基盤など社会の各方面に多大の被害を及ぼすと警告している。

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