海外ニュース


 INHERITプロジェクト、環境と健康の両立を目指す事例をあつめフォーラムを開催

発表日:2019.01.23


  持続可能な消費生産センター(CSCP)は、持続可能で健全、公正な暮らし方を探るEU助成プロジェクトINHERITの一環として2018年11月にウィーンで開かれた会議「未来フォーラム」の成果を報告した。会議では、人々の健康と環境を改善する暮らし方を促す欧州各地の有望な取組が15件以上発表された。具体的に、「ベジタブル・アカデミー」は、学校での野菜栽培を通じて、子供たちが自然との繋がりを取り戻し、食物の原産地や世界的な食料市場の問題に関する知識を習得するプログラムを紹介。「クエスチョンマーク」は、製品の持続可能性と健康影響に関する情報を消費者に提供し、生産者の姿勢にも変化をもたらすアプリを披露した。会議ではまた、こうした取組をどのように拡大していくかを協議。ベジタブル・アカデミーの事例では、全ての学校が菜園を持ち園芸がカリキュラムに組み込まれるよう政策転換が必要との議論がなされた。CSCPは、4つのシナリオに基づく2040年の持続可能な欧州社会の姿とそれに関する市民の意見を報告した。

情報源 持続可能な消費生産センター(CSCP) プレスリリース フォーラム開催案内
国・地域 ドイツ
機関 持続可能な消費生産センター(CSCP)
分野 環境総合
キーワード 持続可能 | 野菜栽培 | 園芸 | 持続可能な消費生産センター | INHERITプロジェクト | 未来フォーラム | ベジタブル・アカデミー | クエスチョンマーク | 食料市場 | 菜園
関連ニュース

関連する環境技術