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 気候変動に関する政府間パネル、方法論報告書最終ドラフトの政府査読を実施へ

発表日:2019.01.25


  気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、2019年1月28日から3月24日まで「2006年IPCC国別温室効果ガスインベントリガイドラインの2019年改良」報告書の最終ドラフトを政府査読に付すと発表した。各国は報告書の概要部分について意見を提出し、提出された意見は、2019年5月に京都で開催されるIPCC第49回総会における同報告書の承認のための討議の中で検討される。「2006年ガイドライン」は、各国が人為起源の温室効果ガスの排出源別の排出量と吸収源別の除去量を推定するための手順を示す。「2019年改良」は、最新で適切な科学的根拠を提供し、各国における温室効果ガスインベントリの改良と作成の支援、特に2015年のパリ協定に沿ったインベントリ報告書の作成の支援を目的とする。「2006年ガイドライン」の全面改訂ではなく、併用される。IPCCにおいて報告書の査読は、正確でバランスがとれ明晰な報告書の作成を目的とし、専門家の査読、専門家と各国政府の査読を経て、各国政府の査読を最終とする。

情報源 気候変動に関する政府間パネル(IPCC) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)
分野 地球環境 大気環境 環境総合
キーワード 気候変動 | 温室効果ガス | 政府間パネル | IPCC国別温室効果ガスインベントリガイドライン | 京都 | 温室効果ガスインベントリ
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