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 イギリス自然環境研究会議、SDGs達成のため人間と環境の関係に関する国際研究を開始

発表日:2019.02.13


  イギリス自然環境研究会議(NERC)は、インド、中国、日本、スウェーデンと共に、持続可能な開発目標(SDGs)達成のため、研究プログラム「持続可能な地球へ向けて(TaSE)」を開始する。TaSEは資金総額430万ポンドで、今後2年間にわたって以下8件の研究を実施する。1)貧困撲滅、福利、SDGsに自然が果たす役割(Nature4SDGs)、2)都市周辺部の都市化と気候・環境変化(PERI-CENE)、3)土地と河川の境界領域の管理における社会、経済、環境のトレードオフ、4)国家・準国家規模でのSDGs達成の実験地としての河川流域、5)三角州における食料、福利、環境に関するSDGsの機会とトレードオフ、6)気候変動緩和と持続可能な開発の機会(OPTIMISM)、7)中国の都市化における持続可能な衛生への体系的アプローチ(SASSI)、8)コレラ拡散経路と対策ツール(PODCAST)。SDGsが国連で合意された2年後の2017年、NERC等はその達成には人間と環境の複雑な関係を解明する必要があると報告していた。

情報源 イギリス自然環境研究会議(NERC) プレスリリース
国・地域 イギリス
機関 イギリス自然環境研究会議(NERC)
分野 環境総合
キーワード イギリス自然環境研究会議 | SDGs | 持続可能な地球へ向けて | TaSE | Nature4SDGs | PERI-CENE | OPTIMISM | SASSI | PODCAST
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