世界気象機関、2019年3~5月に50~60%の確率で弱いエルニーニョが発生と予報

発表日:2019.02.26

世界気象機関(WMO)は、2019年3~5月には50~60%の確率で弱いエルニーニョ現象が発生すると発表した。中・東部熱帯太平洋の海面温度が1.5℃以上も平均を上回るような強力なエルニーニョとなる可能性は低いものの、発生すれば2019年は、WMOが史上4番目に暑い年と報告した2018年よりも暑くなる可能性があるという。エルニーニョが発生すると、オーストラリア南部及び東部内陸部、インドネシア、フィリピン、中央太平洋島嶼国等で気温が上昇し降雨量が減少することが多い。北半球の冬季については、アフリカ南東部やブラジル北部で降雨量が平年を下回る一方、アメリカのメキシコ湾岸地域や熱帯南米地域などで降雨量が平年を上回ったり、カナダ北西部及びアラスカで暖冬となったりする傾向がある。ただ、こうした影響はあくまで典型であり、エルニーニョの強さや発生時期、他の気象現象によっても変わる。なお今回の予報では、エルニーニョ・南方振動(ENSO)の中立状態が続く確率は40~50%、ラニーニャ現象が生じる可能性は極めて低いとされている。

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