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 北米首脳会議、炭素隔離・貯留、エネルギー効率化等について議論

発表日:2009.08.10


  アメリカ、メキシコ及びカナダが参加する北米首脳会議(北米サミット)が、2009年8月9~10日、メキシコのグアダラハラで開催され、エネルギーと気候変動が重要な議題となった。3カ国のエネルギー担当大臣によって2001年に設立された北米エネルギー作業部会の検討を踏まえ、今回の会議で首脳らは、(1)炭素隔離・貯留(CCS)について、大規模CO2排出源と貯留可能な地域を示す地図「北米炭素アトラス」を策定、CCSに関する研究開発・実証事業で協力すること、(2)地球温暖化やエネルギー資源の無駄遣いにつながる原油生産時のガスフレアを削減するため、北米中でベストプラクティスを実施すること、(3)3カ国の省エネ基準の調和に向け引き続き協力し、担当者が基準策定計画を検討するために会合を持つこと、(4)クリーンエネルギー協力として、スマートグリッドの相互接続基準の研究開発を継続すること、などが合意された。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境
キーワード CCS | 省エネルギー | CO2 | アメリカエネルギー省 | DOE | エネルギー効率 | 炭素隔離・貯留 | カナダ | スマートグリッド | メキシコ
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