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 アメリカエネルギー省、海洋・流体運動エネルギー発電の技術開発に助成

発表日:2019.04.01


  アメリカエネルギー省(DOE)は、開発の遅れている次世代水力発電技術である海洋・流体運動エネルギー(MHK)技術の研究開発に合計2610万ドルを助成すると発表した。運転が制御できる水力発電の特性を生かした技術の開発を促進して、国内電力の需給変動への対応力を向上し電力系統への信頼性を高める。さらに発電コストの低減による安価な電力の供給で国内製造業の競争力強化と消費者利益の増加を目指す。助成対象は次の4分野の応募プロジェクトの中から選抜される。1)水力発電の発電能力の柔軟性の定量化と、柔軟性の向上によって電力需要への対応力を増進するための戦略の策定。2)国内河川に潜在する発電能力を活用する低落差水力発電と水流エネルギー変換(CEC)技術の開発とそのための機器・設備のモジュラー化。3)波力エネルギー変換装置など海洋再生可能エネルギー利用技術の開発。4)国内各地にある海洋再生可能エネルギーセンターなど研究インフラの最新化。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) エネルギーニュース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境 環境総合
キーワード アメリカエネルギー省 | 水力発電 | 海洋再生可能エネルギー | 次世代水力発電技術 | 海洋・流体運動エネルギー | 低落差水力発電 | 水流エネルギー変換技術
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