国連環境計画(UNEP)は、気候と大気浄化の国際パートナーシップ(CCAC)、キガリ冷却効率計画(K-CEP)、万人のための持続可能なエネルギー(SEforAll)とともに、クリーンで持続可能な冷房を目指す共同の取組「クール・コアリション」を発足させた。チリ、ルワンダ、デンマークの関係大臣、冷暖房設備メーカーのダンフォスや電気ガス事業者のエンジー、その他多くの環境団体等が協力して、投資を呼び込んで技術開発を促進するなど冷房部門の脱炭素化に取組む。世界人口の30%は年間20日以上危険な高温にさらされ、熱波による死者は年間1万2000人にのぼる。冷房は今や贅沢ではなく必需品であるが、2050年には、冷房機器台数は現在の4倍近くに増加、冷房部門からの排出は2017年比で90%増加するという。2019年1月1日にモントリオール議定書キガリ改正が発効しており、冷媒に使用される強力な温室効果ガスのハイドロフルオロカーボン(HFC)の段階的削減が始まっている。HFC削減とエネルギー効率化の相乗効果が期待される。
情報源 | 国連環境計画(UNEP) プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | 地球環境 健康・化学物質 環境総合 |
キーワード | 国連環境計画 | 気候 | 大気浄化 | 国際パートナーシップ | 脱炭素化 | キガリ冷却効率計画 | 持続可能なエネルギー | クール・コアリション | モントリオール議定書キガリ改正 | 温室効 |
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