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 カナダ環境・気候変動省、ファンディ湾のオート島を国立野生動物保護区に指定

発表日:2019.04.23


  カナダ環境・気候変動省は、大西洋岸にあるファンディ湾のオート島を国立野生動物保護区に指定することを発表した。東西3キロメートルのオート島は海抜100メートルの断崖を有し、ハヤブサ、オオアオサギ、ホンケワタガモなどの鳥類60種と植物300種を含む多様な野生生物が生息している。同島は人類の歴史においても重要で、かつては先住民族のミクマク族が数世紀にわたって特別な会合の場としていた。1604年にフランス人の探検家、サミュエル・ド・シャンプランが上陸し、オート島と命名した。現在では、セアカサラマンダーや周辺水域のゼニガタアザラシやハイイロアザラシを見るために訪れる人も多い。カナダは2018年度予算で自然保護に過去最大額を割り当て、5年間にわたり13億ドルを自然、公園、保護区の保護に投資し、カナダの陸海の保護区面積を2020年末までに倍増させることを目指している。このニュースは2019年4月24~25日にモントリオールで開催されるネイチャー・チャンピオン・サミットを前に発表された。

情報源 カナダ環境・気候変動省 ニュースリリース オート島国立野生動物保護区
国・地域 カナダ
機関 カナダ環境・気候変動省
分野 自然環境
キーワード 野生生物 | カナダ環境・気候変動省 | 大西洋岸 | ファンディ湾 | オート島 | 国立野生動物保護区 | 先住民族 | ミクマク族 | フランス人 | ネイチャー・チャンピオン・サミット
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