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 EU助成プロジェクト、地球観測システムを社会で役立てる新プロジェクトを立ち上げ

発表日:2019.05.13


  フィンランド環境研究所(SYKE)によると、2019年5月9、10日にフランスのカンヌで、欧州全球地球観測システム(EuroGEOSS)の情報を社会で役立てるため、EU研究・イノベーション枠組み計画ホライズン2020助成による新プロジェクト「e-shape」が立ち上げられた。SDGs、パリ協定、仙台防災枠組に取り組むため、市民、科学者、企業、政策決定者のニーズに合った地球観測情報サービスを、クラウドを活用して構築する。1)現状では分散化している欧州の地球観測活動、資源、能力の調整・統合、2)地球観測の具体的便益の提供、3)普及、運用化、事業支援を含む総合的ポートフォリオの実施、4)新たな地球観測試験事業への着手、を主な目的とし、食糧安全保障、健康、再生可能エネルギー、生物多様性、水資源、災害レジリエンス、気候の7領域で27事業を実施する。プロジェクトの初の総会には欧州17ヶ国、エチオピア、エジプト、イスラエルから100名以上の代表が出席した。

情報源 フィンランド環境研究所(SYKE) ニュース
国・地域 その他
機関 フィンランド環境研究所(SYKE)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 再生可能エネルギー | 生物多様性 | 健康 | 水資源 | フィンランド環境研究所 | 欧州全球地球観測システム | e-shape | 地球観測情報サービス | 食糧安全保障 | 災害レジリエンス
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