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 インド、気候と大気浄化の国際パートナーシップに参加

発表日:2019.07.05


  国連環境計画(UNEP)によると、インドは「短寿命気候汚染物質(SLCP)削減のための気候と大気浄化の国際パートナーシップ」(CCAC)の65か国目の参加国となった。インドは2019年1月に国家大気浄化計画(NCAP)を立ち上げており、その効果的実施のためにパートナー国と協力する。NCAPは国内の大気汚染防止や大気質モニタリングの改善に取り組む包括的戦略で、PM2.5とPM10(粒径がそれぞれ2.5、10マイクロメートル以下の微粒子)による大気汚染を2024年までに20~30%削減することを目指す。また、同国は2015年に排ガス基準としてユーロ6相当の基準を適用するなど、大気浄化や気候に優しいテクノロジー分野における技術開発、インフラ整備、政策面において世界をリードする存在であることから、ヘレナ・モリン・バルデスCCAC事務局長は「インドの参加とリーダーシップは、大気汚染物質削減と世界の平均気温上昇を1.5℃に抑えるという目標を達成するには不可欠だ」と期待を示した。

情報源 国連環境計画(UNEP) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 地球環境 大気環境
キーワード 大気汚染 | 国連環境計画 | PM2.5 | PM10 | CCAC | 短寿命気候汚染物質 | 大気汚染防止 | 大気質モニタリング | 国家大気浄化計画 | 大気汚染物質削減
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