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 ドイツ連邦環境省、レーゲンスブルク市における自転車利用拡大と交通手段のネットワーク化を支援

発表日:2019.07.22


  ドイツ連邦環境省(BMU)は、ドイツ南部の都市レーゲンスブルクで、自転車用インフラを拡大し、公共交通機関とのネットワーク化を進めて、温室効果ガスを排出しない交通手段を促進するプロジェクトに対して110万ユーロを支援すると発表した。レーゲンスブルク市では自転車交通インフラの拡大や質的向上だけではなく、公共交通機関との結び付きを重視することで、自家用車に代わる現実的な交通手段の選択肢を創出する。対策には、自転車レンタルシステムの導入、自転車経路検索アプリの開発、約500台分の自転車置き場の創設などがある。自転車レンタルシステムで革新的な点としては、50%を電動アシスト自転車とし、定められた場所に返却するステーション型と、乗り捨て可能なレンタルシステムを組み合わせて取り入れることなどが挙げられる。ドイツでは、中規模都市で広域的な自転車レンタルシステムを有するものはまだ数少ないため、レーゲンスブルクの試みはモデルプロジェクトとして重要になるという。

情報源 連邦環境省(BMU) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 連邦環境省(BMU)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 温室効果ガス | 公共交通機関 | ドイツ連邦環境省 | 電動アシスト自転車 | 自家用車 | 交通手段 | 自転車交通インフラ | 自転車レンタルシステム | レンタルシステム
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