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 ドイツ、使い捨て製品の清掃・処理に拡大生産者責任を適用する方針を表明

発表日:2019.08.12


  ドイツ連邦環境省(BMU)と公社協会(VKU、地方自治体系企業の連盟)は、現在は自治体負担となっている、ファーストフード容器、飲料容器、軽量プラスチック袋などの使い捨て製品の清掃と処分に掛かる費用を、拡大生産者責任の観点から生産者の負担とする方針を発表した。これは、2019年5月にEU加盟国によって採択された使い捨てプラスチック指令に基づくもので、BMUはまず循環経済法において、主な使い捨て製品の生産者による費用負担に関し個別の政令を制定できるよう法的根拠を設けるとしている。また、公共のごみ箱や道路、公園などに捨てられているごみのうちこれらの使い捨て製品が占める割合について、ドイツ全国を対象に、再度調査する。さらに、生分解性容器包装を示す「バイオプラスチック」や「堆肥化可能」のラベル表示のある容器包装のほとんどが実際には生分解されず、生ごみ処理による利益を脅かしていることから、ラベル表示の厳格化や透明性の強化を進めていくという。

情報源 ドイツ連邦環境省 プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省
分野 ごみ・リサイクル
キーワード ドイツ連邦環境省 | バイオプラスチック | 飲料容器 | 公社協会 | ファーストフード容器 | 軽量プラスチック袋 | 循環経済法 | 生分解性容器包装 | 堆肥化可能 | 生ごみ処理
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