インドネシア、森林伐採のモラトリアムを恒久化

発表日:2019.08.13

ノルウェー気候・環境省によると、インドネシアは天然林と泥炭地の新規開発許可の一時停止措置(モラトリアム)を恒久的な禁止に切り替えた。対象面積は6600万ヘクタールである。モラトリアムは2年間を期限として2011年に開始され、3回の延長を経て今回無期限とされた。世界第3位の面積を持つインドネシア熱帯林は急速に減少している。この減少分と泥炭地の劣化から生じる温室効果ガス排出を考慮すると、インドネシアのCO2年間排出量は18億トンにのぼるといい、同国は世界10位以内の大量排出国となる。森林減少・劣化による排出の削減が課題で、2018年のアブラヤシプランテーション拡張のモラトリアム等排出削減対策が強化されている。ノルウェーは、2010年にインドネシアと気候・森林パートナーシップを結び、成果支払い方式による最大10億ドルの援助を約束した。2017年に森林減少による排出量が減少し、2019年2月に初の成果支払いの実施が発表された。インドネシアの2030年までの排出削減目標は29%、国際協力があれば41%とされている。

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