海外ニュース


 アメリカ海洋大気庁、2019年7月は史上最も暑い月だったと報告

発表日:2019.08.15


  アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、2019年7月は世界の平均気温が史上最も高い月だったと報告した。これまで最高だった2016年7月の記録を塗り替えた。2019年7月は、20世紀の同月の平均気温を0.95℃上回り、過去140年間で最も高温の7月だった。高温の7月上位10位のうち9年は2005年以降であり、上位5位は過去5年が占めた。2019年7月は、7月の気温として43年連続、月の気温として415か月連続で平均を上回った。1月から7月の気温としても2019年は20世紀平均を0.95℃上回り、2017年とタイで2番目に高温の年となっている。南北アメリカ、アジア、オーストラリアの一部などでは、1月から7月の気温として過去最高の年となっている。2019年7月の北極海氷は平年を19.8%下回り、2012年7月の記録を塗り替え、7月の過去最少を記録した。南極海氷は1981~2010年の平均を4.3%下回り、過去41年間で7月の最少を記録した。一方、スカンジナビア半島の一部やロシア西・東部では平年より低温となった。

情報源 アメリカ海洋大気庁(NOAA) ニュース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ海洋大気庁(NOAA)
分野 地球環境
キーワード アメリカ海洋大気庁 | アジア | オーストラリア | 南北アメリカ | 平均気温 | 北極海氷 | 20世紀平均 | 南極海氷 | スカンジナビア半島 | ロシア西・東部
関連ニュース

関連する環境技術