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 アメリカ海洋大気庁、サンゴ礁保全調査に930万ドル助成

発表日:2019.10.04


  アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、アメリカの7つの州・準州のサンゴ礁保全プロジェクトと科学的調査、カリブ海地域等の国際プロジェクトに、国立魚類野生生物財団等との協力の下、サンゴ礁保全プログラムから930万ドル超を助成すると発表した。助成金と協同契約は受領者も540万ドル超を提供するため、総額1470万ドルが重要プロジェクトに拠出される。助成対象のプロジェクト・調査は、サンゴ礁への3大脅威(地球規模の気候変動、陸からの汚染、持続不可能な漁法)への対処を促進する予定。健全で多様なサンゴ礁は観光やレクリエーション、沿岸域の洪水・暴風雨の防御、魚介類生産等により国の海洋経済を支えるため、損傷を受けたサンゴ礁の再生活動にも資金提供する。資金の約半分は州・準州の資源管理局主導のプロジェクトに、残りは非政府組織、地域団体等が実施するプロジェクトに、またミクロネシア、中央アメリカ北部、広域カリブ圏等での活動を支援する限定的な国際プロジェクトにも提供される。調査はサンゴ礁の病気による死滅等に重点を置く。

情報源 アメリカ海洋大気庁(NOAA) ニュース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ海洋大気庁(NOAA)
分野 自然環境 水・土壌環境
キーワード 気候変動 | サンゴ礁 | アメリカ海洋大気庁 | 汚染 | 海洋経済 | サンゴ礁保全プロジェクト | 科学的調査 | 国立魚類野生生物財団 | サンゴ礁保全プログラム | 持続不可能な漁法
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