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 C40、世界の30都市で温室効果ガス排出の増加が止まり減少に転じたと報告

発表日:2019.10.08


  C40(世界大都市気候先導グループ)は、ニューヨーク、ロンドン、アテネ、リスボンなどC40に参加する30の主要都市(総人口5800万人超)で温室効果ガス(GHG)排出の増加が止まったと発表した。これら30都市は排出がピークに達してから平均で22%減少、2019年C40世界市長サミットの議長都市であるコペンハーゲンは最大で61%減少したという。科学者らによると、世界の平均気温の上昇を1.5℃に抑えるには2020年までに世界のGHG排出をピークアウトさせる必要がある。現在、C40の全参加都市の半数で既に排出がピークアウト、または2020年までにピークアウトする見通しか、ピークアウトさせることを明確に公約している。世界中のC40参加都市がより健全・清浄で豊かな地域社会の構築に向けて行動を加速している。大規模な気候行動を促すための知識や最先端の手法を都市に提供する次のステップとして、C40は都市の知見や実践経験、検証済み手法をまとめた初のオンライン・プラットフォーム「C40ナリッジ・ハブ」を立ち上げる。

情報源 世界大都市気候先導グループ(C40) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 世界大都市気候先導グループ(C40)
分野 大気環境 環境総合
キーワード 温室効果ガス | 地域社会 | 気候行動 | C40 | 平均気温 | 世界市長サミット | 世界大都市気候先導グループ | C40ナリッジ・ハブ
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