世界気象機関、東アフリカでは今後数カ月もバッタによる深刻な作物被害が懸念されると報告

発表日:2020.02.18

世界気象機関(WMO)は、東アフリカで大発生しているサバクバッタに関する更新情報を公開し、今後1~2カ月間に第2波の大群が押し寄せ、3~5月の作期を控えて蝗害が拡大する懸念があると報告した。東アフリカ地域の気候予報センターによると、現在サバクバッタの大群はケニア、エチオピア、ソマリア、ジブチ、ウガンダ、タンザニア、スーダン、エリトリアに広がっており、南スーダンに達するのも時間の問題とみられる。バッタは移動しながら産卵しており、これらの卵が孵化することになる3~4月は同地域の多くの国において主要作物の作付け期に重なる。3~5月の雨季は繁殖に好適な気候条件となることから、2020年6月まではサバクバッタが大発生する見通しで、特に条件が揃うケニア北西部、ウガンダの東部から中部にかけて及びタンザニアの北部から西部にかけての地域でこの危険性が最も高いという。国連食糧農業機関(FAO)と同センターがまとめた最新報告では、蝗害の深刻な地域の食糧安全保障状況は「危機」又は「ストレス」に分類されている。

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