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 デンマーク、COP15直前準備会合を開催

発表日:2009.11.17


  12月の第15回気候変動枠組条約締約国会議(COP15)まで3週間を切る中、40ヶ国以上の閣僚らが、デンマーク・コペンハーゲンの準備会合に参加した。この会合はCOP15での合意に向け、主要な問題点の解決について検討するもので、主に1)工業国の中期的な排出削減目標、2)途上国における迅速な対策を促進するための資金提供の方法、3)気候変動の影響に対する途上国の適応策への支援という3点が議論に上った。デンマークのヘーデゴア気候・エネルギー大臣は、準備会合の雰囲気について、全ての出席者からCOP15を成功させなければならないという声を聞くなど前向きだったと評価。ただし、中途半端な合意は意味がなく、バリ行動計画に沿ったパッケージの合意を目指すと述べた。また、気候変動枠組条約事務局のデ・ブーア事務局長は、工業国・途上国から、連日のように新しい約束が示されている状況を歓迎し、9月の国連の気候変動サミットで示された政治的なリーダーシップは健在で、COP15を成功に導いてくれるという期待を示した。

情報源 デンマーク気候・エネルギー省 プレスリリース
国・地域 デンマーク
機関 デンマーク気候・エネルギー省
分野 地球環境
キーワード CO2 | 地球温暖化 | 気候変動枠組条約 | 途上国 | COP15 | コペンハーゲン | 削減目標 | 適応策 | デンマーク気候・エネルギー省 | 工業国
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