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 イギリス気象庁、地球の気温に関する新たなデータセットを整備へ

発表日:2010.02.24


  イギリス気象庁(MET)は、地球の気温に関する新たなデータセットを提供するプログラムを提案した。この取り組みは、現在の気温データセットを置き換えるものではなく、世界中の気象関係機関からの情報を取り込んで増やすことを目指すもの。新しいデータセットでは、異常気象の変化、地域ごとのばらつきに関する情報が提供される。これにより、気候変動への適応について、さらにしっかりした決定を下すことができるようになるという。また、現在の月ごとの平均気温よりも詳細なデータセットが求められることから、1日ごと、あるいはさらに短い時間ごとのデータが利用できるようになる。データは、専門家による十分な審査を受けた方法で提供される。この新しい取り組みは、イギリスのイーストアングリア大学の30年間に及ぶ先駆的な活動を踏まえたもので、地球規模、大陸規模で10年ごとの気温の上昇を示してきた既存のデータセットに、情報を追加し、精度を高めることができると期待されている。

情報源 イギリス気象庁(MET) プレスリリース
国・地域 イギリス
機関 イギリス気象庁(MET)
分野 地球環境
キーワード 気候変動 | 気温 | 異常気象 | 地球規模 | イギリス気象庁 | MET | データセット | イーストアングリア大学
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