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 世界資源研究所、東南アジアの環境リスクがもたらす財政的な影響を検証

発表日:2010.04.16


  世界資源研究所と香港上海銀行は、金融部門や企業、投資家の環境リスクに対する理解を深める目的で、インド、インドネシア、タイ、マレーシア、ベトナム、フィリピンの食品飲料業界、電力業界、不動産業界が直面している環境リスクを分析し、その研究成果を発表した。今回の成果は3つの報告書で構成され、それぞれ、1)気候変動と水不足がアジアの食品飲料業界に及ぼす財政影響、2)火力・水力発電における水の制約から生じる財政リスク、3)エネルギー安全保障の欠如・水不足・気候変動がアジアの不動産業界に与える財政影響、を分析している。これによると、気候変動、エネルギー安全保障の欠如、水不足は東南アジア地域の投資家にとって戦略的リスクであり、このリスクを管理できる企業こそ、将来、同業他社に差をつけて優位な立場にたてるという。

情報源 世界資源研究所(WRI) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 世界資源研究所(WRI)
分野 環境総合
キーワード 気候変動 | 安全保障 | 東南アジア | 世界資源研究所 | 環境リスク | 香港上海銀行 | 金融 | 投資家 | 水不足 | 財政
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