環境保護庁(EPA)は、CO2発生源のモニタリングと位置の特定が可能な小型CO2モニタリング装置の開発に向け、ブリッジャー・フォトニクス社に34万5000ドルの助成を与えた。この助成はEPAの中小企業技術革新制度(SBIR)の下で行われるもので、8つの主要環境分野(大気汚染物質のモニタリングと管理、バイオ燃料、環境調和型建設物等)における新技術の実用化支援として11企業に与えられる総額250万ドルの助成の一部となる。CO2が気候変動の要因であるとの認識が広まる中、さまざまなCO2発生源を監視する必要が生じている。しかし従来のモニタリング技術では、発生源と思われる施設等で放出ガスを直接サンプリングするしかなく、離れた場所からCO2濃度が上昇する地点を特定できる技術は存在しなかった。今回助成対象となったのは、CO2発生源周辺からモニタリングと位置の特定ができる、安価で小型の高解像度センサーで、CO2の隔離施設や産業施設で漏出がないかをスキャニングし、その位置(3次元座標)を測定することができる。
情報源 | 環境保護庁(EPA) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | 環境保護庁(EPA) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | CO2 | モニタリング | 大気汚染 | バイオ燃料 | 気候変動 | EPA | 環境保護庁 | 高解像度センサー |
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